実はこの世の5%もわかっていない

みなさまこんばんは。
ここ数日はいい天気ですね。
日本の気候は厳しい、と書きましたけど、ここ数日は例外ということでしょう。
(ということにしないとね(笑)

今日は同じ科学でも、あなたをもっと深遠なる謎へと誘(いざな)います。
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ヒッグス粒子が見つかったとか、いろんな素粒子とか科学の成果が発表され、もはやこの世の正体もほぼわかってきたか、と思われるでしょう。
ところがなんのその。

我々が棲むこの広大な宇宙において正体がわかったのはわずかに5%弱に過ぎないのです。

我々人間が研究してわかっている「物」の正体は、分子→原子→素粒子へとだんだん構成要素が小さく解明されてきました。
でも、それはしょせん「目に見えている」物についてに過ぎないのです。

実はこの世の大半であるところの95%強は目に見えない物質またはエネルギーでできていて、しかもその正体はほとんどわかっていないのです。
これをそれぞれ暗黒物質(ダーク・マター)、暗黒エネルギー(ダーク・エネルギー)と言います。

目に見えるものとしては、もちろん、地球などの惑星や太陽のような恒星、そしてこれらが集まって形成される銀河。
さらには銀河の大規模構造であるところの網目構造などがそれに当たります。
しかしこうした目に見えるものだけでは到底、全宇宙の動きは説明できません。

暗黒物質は宇宙の誕生以来の銀河構造の形成に大きな役割を果たしてきたと考えられています。
目には見えないけど、その量も働きも目に見えるものよりもはるかに大規模なのです。
そしてその物質は現代に解明できている素粒子以外のものでできていることがわかっています。
しかしその正体はまだ解明されていません。

暗黒物質は我々の身の回りにも存在するはずですが、我々のいる空間は目に見える物質が多いので、暗黒物質の影響をあまり感じられません。
暗黒物質を巨人だとしますと、我々のいる銀河の集団は巨人の手のひらで遊ぶ小人のようです。

暗黒エネルギーとは、現代において全く解明されていないエネルギーのことです。

宇宙は膨張していることはみなさまご存じでしょう。
不思議なのは、その膨張がどんどん加速していることです。
宇宙全体の質量が有限なら、爆発後膨張する宇宙は、ある時点で収縮に転ずるはずです。
なのに膨張がどんどん加速しているということは、いわば「斥力」(引力の逆)のようなものが作用しているとしか考えられません。
こうした正体不明なエネルギーなどを暗黒エネルギーと呼びます。

相対性理論により物質とエネルギーは互いに置き換えられます。
それにより暗黒エネルギーの量を見積もりますと、なんと暗黒物質の2.5倍以上もあります。

いかに我が宇宙は知られざる力により支配されていることに同感いただけるでしょう。

暗黒物質や暗黒エネルギーの正体を解明できなくても、当座の我々の生活にはそんなに、というかほとんど困りません。
でも、そんな巨大な影の存在を知らなくても平然といられますでしょうか???
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テーマ : 宇宙・科学・技術
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

こんばんは♪

久しぶりに宇宙と相対性理論のお話ですね。
全く未知の世界の話ですが結構好きです(*^_^*)
以前放送されたNHKの番組を思い出しました。
どれも理解できたとは言えませんが(^_^;)
中でも一番難解だったのがエネルギーの話だったことを
思い出しました(アセアセ)

そふぃーおばさんさん

あら、そふぃーおばさんさん
今日はえらい早いっすね(笑)
どうかされましたか?
でも、10時前に打っておかないとまた動かなくなりますから。
早めの行動はいいいかもですね。
さて、ありがとうございます。
実はこの世は得体の知れないものが支配していた。
いかがですか?
さあ、眠れなくなりますよ(笑)

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鍵コメさん

こんばんは。
ご丁寧にご確認ありがとうございました。
はい、大丈夫でございます!

No title

こんばんは。

昨夜は久しぶりにひどい金縛りで何度もうなされたんです
まわりで風がヒュンヒュン吹き始めたり
なにか得体のしれないものがあるように感じたり・・・

これもある種のダーク・エネルギーの影響なのかもしれないなあ?
なんて思ってしまいました(笑)

小桜さん

おはようございます。
それはそれは大変でしたね。
大丈夫でしょうか?
先ほどブログを拝見しましたら、ある程度はお元気のようですので、少し安心しましたが、最近考えられることが多かったようですので、このあたりで少しお休みくださいね。
ダークエネルギーの作用は、おっしゃるようにまだ何もわかっていませんので、我々の知らない作用があるのかもしれません。
宇宙のことを考えると、心が落ち着きますよ。

ほかの宇宙からの光

こんにちは。
きのうは少し風が強かったですけど、今日は穏やかですねえ。でも、週末には天気が崩れるそうで、また肌寒くなるようです。着るモノに困りますね、ホントに。

さてさて、今日の話題は、ぼくの大好物! ダークマターとダークエネルギーだけでご飯が3杯は食べられますよ(笑)。

最近のぼくは、ダークマターは「粒子」ではないという説に、ほほーと感心しているところです。いま研究されている量子重力理論(超ひも理論とか、ループ量子重力理論とか)の中には、宇宙は1つではなくて、じつはたくさん作られているかも知れないとする理論があるじゃないですか。多次元宇宙なんていいますが、その理論によると、宇宙がインフレーションを起こした直後には、べつの宇宙とわれわれの宇宙との間で、「光」が出入りしていたかも知れないというんですね。

もしそうだとしたら、われわれは別の宇宙を見ることはできないので、出入りしている「光」は、止まって見えるわけです。光は動いている限り質量はありませんよね。でも、「止まっている光(エネルギー)」は、質量に見えるわけですよ。それがダークマターの正体だとしたら、なるほど、われわれには「粒子」として観測できないわけです。

ダークエネルギーも、その正体はまったくわかりませんが、一般相対性理論が正しいのなら、多次元宇宙だろうとなんだろうと、そこに空間がある限り、重力だけは絶対に見逃してくれません。もしも別の宇宙に大きな質量があって、それが生み出す重力が、われわれの宇宙を引っぱってるとしたら、われわれには観測不可能な斥力に見えるかも知れない。

もしも、もしも、多次元宇宙が本当にあるのだとしたら、重力子だけは出入りできるはずなので、その出入りを観測することは可能だろうといわれていますが……

そもそも重力子が、理論で予言されているだけで、未発見の粒子ですからねえ。おかげさまで、想像だけは、たくましく膨らませられます(笑)。

TERUさん

こんばんは。
そうですね。このところまあまあのよい天気ですね。
「ニッポンの気候は厳しい!」と書いた直後によい天気が続いたものですから、ちょっとアセっております(笑)
TERUさんは気象もお好きですか?

さてさて、暗黒物質に暗黒エネルギー。
このテーマの記事ですから、TERUさん抜きには語れません。
お待ちしておりました。
宇宙物理に関してはTERUさんすごくお詳しいし独自のお考えを展開されていて、いつもすごいなと思ってます。
僕はこの分野まだまだ詳しくないので、もっと勉強しそして持論も持って、TERUさんとバッチリお話しできる日を楽しみにしております。

今日のTERUさんのコメントでは、「多宇宙」がキーワードですね。
他の宇宙と光なり重力がやりとりされているなら、全てが我が宇宙の中で完結説明されなくてもよくなりますね。
なるほど!!
そう考えると少しは眠れるようになりそうです。
多宇宙と行き来する光が「止まって見える」という部分が私的に理解できないのが少し残念ですが、それが物質として感じられしかも粒子然としていないから暗黒物質なのだ、という考えは美しいしシンプルだと思います。

No title

こんにちは。
2回目の投稿失礼します。

気象については、かなり怪しい知識しか持ち合わせておりません。「モンスーン? それって美味しいの?」くらいかな(笑)。

ところで「光が止まって見える」というのは、たしかに理解しがたい現象ですよね。ぼくも一般解説書を読んでの知識なので、数学的に理解しているわけじゃないんですが、おそらく、こういうことだと思うのです。

多次元宇宙の出入り口は、5次元以上の高次元にあるというのが、多次元宇宙論のキモです。高次元は、おそらくプランク長か、それよりも小さい可能性さえあるので、あまりにも微少で、われわれには観測できません。

そこを出入りする「光」は、「出たり入ったり」という動きをしているけれど、出入り口が微細すぎてわれわれには「動いている」ところが観測できないので、入った瞬間しかわからない。つまり、パラパラ漫画の一コマしか見てないわけですよね、ぼくらは。

そのときぼくらは、そこに光があるとは思わなくて(動いていない光は、光ではありませんので)、ただ質量があることしかわかりません。

ということだと思うんですよ。もしも、多次元宇宙論が正しいとすれば、ダークマターの分布は、多次元宇宙の質量の分布でもあるわけなので、別の宇宙の姿を推測することが可能かも知れませぬ。

例によって、想像だけは膨らみます(笑)。

TERUさん

こんばんは。
ウェルカム・アゲン!であります(笑)

多宇宙と光の出入り、そして止まって見える光、そして見えない光、そしてその質量。
美しい説明だと思います!!

キーポイントは多宇宙の出入り口は多次元。そしてそれはプランク長よりも短い。

いいですね、この展開。
暗黒物質は他の宇宙とのやりとりで収支が合う。
いいですね、この筋道。

まさに「秋の夜長」のテーマですね。
春の夜長でもいいかもですね。

気象の話は宇宙の話よりもずっとプラクティカルですけど、それはそれでおもしろいですよ。
またそちらも機会があれば。
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ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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