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「プレゼン」について

みなさまこんばんは。
今日は少し暑めですね。お元気でしょうか?

昨日から今日にかけとても多くのお祝いのお言葉をいただき、大変感謝しています。
また、このような多くのコメントにとても驚きました。
本当にお陰様で56歳になることができました。

また、最近のアカペラ、多重録音、語りについてもご関心を寄せていただき、合わせて御礼申し上げます。
今日はプレゼンのお話です。
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2020オリンピック・パラリンピックが東京に決まって本当によかったですね。
そしてその成功の原動力になった日本人の「プレゼン」に大きな評価が集まっています。
たしかに立派なプレゼンでしたね。
日本人の弱みとされてきたことが、こうした象徴的な場で成功を収めたことはうれしいです。

日本で「プレゼン」という言葉が広く普及したのはそんなに前ではないと記憶しています。
ところが僕にとっては、この言葉、ものすごい古い付き合いです。
卒業以来、2つの外資系企業を渡ってきましたから。

欧米では40年も前からプレゼンを大変重要視してきました。
僕を含めて日本人はしばらくは「くだらんことに時間と労力を費やすもんだな。そんな見かけ倒しのことより実体を見ようじゃないか」としばらく冷ややかに見ていました。
ところが、日本人の発表においてもいつの間にかプレゼンが最重要になってきたのです。もう御しきれない強い流れでした。

一方、プレゼンとはまるで逆の考え方があります。
ノーベル賞の田中耕一さんの例をご存じですか?
田中さんは島津製作所の社員で、たんぱく質の質量分析の画期的な方法を見出しました。
当然受賞するにふさわしい内容の研究成果でした。

ところが田中さんはその成果をほとんどPRしませんでした。
日本の専門の雑誌(一般にはあまり広く知れ渡っていない雑誌)に日本語で投稿したのでした。
国際会議などでもプレゼンはしていません。

でも、ノーベル賞の選考委員会は田中さんの投稿こそが世界で一番初めにその研究に関する成果の発表文献であることを突き止めました。
要するに、「目立つ」からノーベル賞を与えたのではなく、地味だろうと何だろうと「真に最初の成果かどうか」を見極めたのです。

みなさんはどちらのタイプの評価法がお好きですか?
僕は個人的には断然、ノーベル賞選考型の評価が好きです。
自分の行動も格好より実を好みますし、人の評価もそうです。

でも、好みだけでは世の中やっていけませんね。
オリンピックを勝ち抜くためには、欧米型のプレゼンは必須でありました。
一方のノーベル賞は最初にやった成果に何としても重きを置きますからプレゼンは関係ないのです。
そうです、目的により使いわけないといけませんね。

そうした背景に立って世の中を見回しますと、本来same boat(運命共同体)であるはずの同じ会社の人間同士をプレゼンで優劣を争わせたりするケースが多過ぎる気がします。
一般社会でも、プレゼンとは言わないまでもスマートに説明できることに重きが随分置かれているようです。

僕の考えでは、もう少しいろんな場でノーベル賞選考型の評価を取り入れたらどうかと思うのです。
具体的にはまた、機を改めて書いてみますね。

今年もまた11月初にグループ企業の国際会議を開くことになりました。
司会進行も含めやります。今年はさらに外国人の参加が増えます。
本当に実のある内容の濃い会にしたいですね。

56歳と1日目・・・ ST Rocker
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No title

お誕生日おめでとうございますv-274
素敵な一年になりますように!

No title

こんばんは♪

昔は馴染めなかった(今でも^^;)プレゼンですが、
最近は本当に日本でも重要視されるようになりましたね。
今回のオリンピックのプレゼンでも骨肉腫の体験等を交えて
話された佐藤さんのスピーチには本当に感動しました。
(オリンピックのことは今日は触れないでおきます^^;)

でも、私も同じノーベル賞選考型の方が断然好きです。
やはり、いくらプレゼンが良くたって中身が伴わなければ
意味ないと思うからです。

プレゼンではありませんがディベートも嫌いです。
口先よりも中身で示して欲しいというのは古いのかなぁ(^_^;)

やぢまさん

こんばんは。
先般はお世話になりました。
そして誕生日のお祝いとケーキありがとうございます。うれしいです。
今後ともよろしくお願いします。

そふぃーおばさんさん

こんばんは。
今日は少し暑いですね。お元気ですか?

なんか、そふぃーおばさんさんとは気が合いますね。
9月連合だから!?

行き過ぎたプレゼンやディベートはいやですよね。
本当に戦うべき相手とはこういう方策をもってして闘いますが、ふつうの場ではノーベル賞型がいいですよね。

古くはないと思いますよ。

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No title

こんにちは,そういち(ブログ「団地の書斎から」)といいます。
最近になってこちらのブログを知り,興味深く読んでいます。
私もやっぱりノーベル賞的世界のほうが好きですね。田中さんの話は,「ああ,そうだったんだ」と感心して読みました。

また,いわゆる(一般的な)「プレゼン」の世界は,どうも好きになれません。何かを話して伝えるにしても,パワーポイントみたいので,ちゃかちゃかした画像をつくるより,端的な言葉で,紙1枚くらいのレジメでもつくったり,板書したりするほうがよほどいいのに…と思うことがしばしばです。

鍵コメさん

こんばんは。
ご丁寧にご返信いただき、すごくうれしいです!
僕に対しては過分のお言葉です。
もう、もがき苦しんでやってきた結果に過ぎません。
鍵コメさんこそ尊敬しています。
そして共通点ですね。
それは光栄です。
本当にこれから一緒にがんばりましょうね。

そういちさん

こんばんは。
おいでくださり、また記事にご興味をもっていただき、光栄に思います。
僕も拝見しております。

ノーベル賞的な評価やレジメや板書きの件、僕も全く同感です。
パワポのような表記なんかしなくても、適切なキーワードを書くだけで十分のように思いますね。

今回のオリンピックのように、勝ち負けそのものが意味がある場合に限りプレゼンを武器にすれば、いいと思います。
いかがでしょうか。

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9/12 00:50の鍵コメさん

おはようございます。
遅い時間にコメントありがとうございました。
そういうことだったんですね。
プレゼンの件も同感です。
先ほどお邪魔しました。
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ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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