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Coffee Break Beatles No.53 「絶対に演らない曲」

どえりゃ寒いっすね!
そして台風。寒さと台風の組み合わせって変です。
実は私、ちょっとした気象マニアなんです。
特に台風が好き。10年くらい前にちょうど自宅の上に台風の目が通り過ぎ、大変興奮しました。
でも今回は来てほしくないです。日曜に屋外で行事があるので、南のコースに外れてほしいです。

さて、魅力的な数々の曲をもつビートルズ。
そんなビートルズの曲でもこれは演奏しない、という曲があるのです。
ただし、Revolution No.9、Tomorrow Never Knows、Within You Without Youなどの前衛音楽やインド音楽は除きます。
いわゆるメジャーどころで、弾き語りの対象にはなないし、ビートルズを演奏するバンドの方々も取り上げないし、普段口ずさみもしない、そんな曲がビートルズにあるでしょうか?

あります!
それは...Another Girl。そう、アルバムHelp!に収められているやつです。
この曲、とにかく変な曲です。
普通、メインメロは曲の「顔」ですから、しっかりメリハリをつけて聴く者に強く印象付けます。
しかしこの曲のメインメロは実体のないようなヘナヘナのメロですし、曲全体が起承転結を成していません。

この曲単独では曲たりえないような、不安定な「曲」です。
あたかも、アルバムの中で敢えて不安定な部分を作り出して、アルバム全体にメリハリをつけているかのようです。
Another Girlの次の曲が、うってかわって起承転結のはっきりしたわかりやすい曲のYou Are Going To Lose That Girl(恋のアドヴァイス)です。
Another Girlは恋のアドヴァイスのための前座のような感じがします。

この前座的なものをポールはきっと敢えて作ったのでしょう。
もうこの時期ポールはYesterdayやI've Just Seen A Faceといった完璧な曲を作れる力量がついていたのですから、Another Girlは失敗でできたものであるはずがなく、計算し尽くして作ったことでしょう。

Another Girlは映画Help!の中では、南海の島で美女たちをギターに見立てて弾くシーンがおもしろいです。
とにかく歌いにくいので、車の中でCDをかけながら口ずさむのもそう簡単ではありません。
ただ、サビの最後の"Another girl who will love me till the end. Through thick and thin she will always be my friend"というところのみ歌いやすいです。 ただし、最後の"friend"が再び不安定な音になり、引き続くギターが不安定さをあおり、不安定なメインメロの出だしへ戻ります。

まったく変な曲ですねえ!
でも、バンドの方々、このAnother Girlと恋のアドヴァイスを続けて演奏したらきっとサマになると思いますよ。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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