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Coffee Break Beatles No.54 「シンプルだけどカッコいい(2)」

台風いよいよ来ます。
遅い時期の台風ですからどんどん弱まっています。
そして明日はどうにか雨が上りそうですので、個人的にはうれしいです。
小学生の頃私は「気象少年」でして、親に専門書をねだるような超オタクな子でした。
今でも機会あれば気象の仕事もしたいと思っています。難しいでしょうけどね。
TBSの「朝ズバ」に出てくる男性の気象予報士の人はなかなかいけてる予報士ではないかと思います。
毎回必ず一言、二言興味深い話や見識を紹介してくれます。
例えば、今回の台風についても、「速度が速まり始めたので縦長になった」「目が消えたというのはもう発達しない証拠」「前線の北西側の冷たい空気をかき回すまでは至らなかったので今回は台風一過にはならない」など。

ビートルズの音楽の特徴の側面として、シンプルである一方1/fゆらぎ的な心地よい音の分布があるのだろう、というような論調を展開してきました。
シンプルであることは誰にでも楽しめることであります。
シンプルだけどカッコいい。ある程度どの曲にも当てはまると思いますが、中でもその典型的なものを取り上げてみます。
第1回ではI Should Have Known BetterとBlackbirdを取り上げました。

今日は別の2曲を取り上げます。

初期の曲はシンプルな曲が多いですが、よりシンプルでかつ簡単な工夫でここまでカッコよく聴こえる、そんなマジックのような曲を紹介します。
From Me To Youです。
コードはCを中心に極めてオーソドックな3和音とAmですし、メロディーも教科書的なシンプルさです。
ただしこれだけだったら単につまらない曲になってしまうのですが、いくつか簡単なアイデアでひねってあるところが、たまらなくカッコいい曲になります。
ポイントはマイナーコードを「やや」多く使うことです。使い過ぎて暗くならない程度の微妙な感じですね。
この感覚をRichard Carpenter(カーペンターズの兄の方)は絶賛していました。
それとサビで出てくるGm7の使い方のポイントでしょうね。
このあたりについて、ポール自身もフィルムAnthologyでピアノを弾きながら「From Me To Youではこんな粋なコード使いをしたよ」のように語っています。
それと、シンプルながらカッコよいハーモニーと、間奏部でベースもハーモニカと同じメロを弾くところがこの曲に厚みを与えていると思います。

後期からはHello Goodbyを取り上げてみましょう。
一聴すると童謡のようにも聴こえるのでロッカーとしてはとっつきにくいかもしれませんが、なかなかアイデアに溢れた曲です。しかもシンプルなアイデアです。
想像ですが、ビートルたちはこの曲を作るに当たって、「ドレミファソラシド」の曲を作ってみよう、と考えたことでしょう。

この67年の時点ですでに多くの曲を作ってきたビートルたちは、このあたりで作曲の発想をフリーにしてみよう、と考えたことでしょう。
ボーカルとかベースのメロディーを音階のように散りばめたらどうなるのかな、なんてね。
結果として、非常にシンプルながらもいろんな音が散りばめられており、聴くに心地よくなっています。
ロックの要素もちゃんと入れてありますから、ロッカーにも安心して聴ける曲です。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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