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アメリカの債務不履行の可能性は?

みなさまこんばんは。
今日は寒いくらいですね。お元気ですか?

今週はアメリカが債務不履行(=デフォルト)になるかもしれない、というニュースが流れ衝撃が走りました。
このところ政治経済関係の記事から少しご無沙汰していました。
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自民党政権になってからどうも当ブログでの政治経済記事が減ったように感じます。
民主党は残念ながら世の中を変えるまでに行きませんでしたが、さまざまなワクワク感の改革理論を提供してくれ、私としては楽しかったです。
アベノミクスはある意味有効な手法でしょうけど、ワクワク感がありません。
さらには自民党政権ではどうも新聞やマスコミの論調が控え目な気がしてなりません。

今年のGWは、それまで自分が書いた記事を体系付けて取りまとめるという作業を行いました。下記参照ください。

2013-05-05 GW 9日目(最終日)状況 - 「政治経済・提案・考え方」関係記事体系付け

その中でも登場しましたのは、2011-11-06の「日本の国力緊急チェック」と題する記事で、主要各国の経済指標を比較しました。
そして、日本は各国に比べて経済力は実際どうなのかをデータベースできちんと理解し、これからどう考えて行くべきかを考え記しました。

2011-11-06 日本の国力緊急チェック

すでにあの時点(=2年前)でアメリカの経済指標は問題の数字を示していました。
あれからアメリカはどうなったのか、今の数字を確かめてみたくなりました。そして日本はどうなのかも改めて考えたくなりました。

2年前と同じくJETRO(日本貿易振興機構(ジェトロ))のサイトを参照させていただきます。
コチラにアクセスすると、どの国のどの指標を見たいかをマークすればたちどころに一覧表で出てきます。
大変便利なサイトですし、国の経済を把握するにはやはり自分で数字を理解する必要があると思います。

そこで、今日このサイトで主要各国の主要経済指標の数字を拾い、2010年と2012年の比較を示す表を自分で作成しました。下記ご覧ください。

2013-10-05+蜷・嵜邨梧ク域欠讓呎ッ碑シダconvert_20131005160225

数字の単位は米ドルまたは百万米ドルです。
財政の収支は単年度の実績であり、累積ではありません。
では私の表の解釈を下記します。

私の独断で、よい傾向を示しているところを青で、よくない傾向を示しているところを赤く色付けしました。
では解釈を下記します。順不同です。

・アメリカGDPは今なお高いレベルであるものの、対外的な収支赤字は増えており、対外債務残高が膨大になっている。財政赤字も大きい状態が続いている。
・イギリスがアメリカと同様の傾向を示している。フランスもイギリスほどではないがそのきざしが見られる。
・それに対しドイツは全く健全な値を示している。経常収支も貿易収支も黒字を増大させているし、財政も黒字に転化しそうである。
・日本は既に貿易収支が赤字化しそれが膨らんでいる。経常収支も黒字がかなり減ってきた。財政の赤も相変わらず大きい。
・韓国はGDPそのものはまだ低いが、収支は黒字をキープしている。
・中国は全体のGDPの成長は著しく、外貨をどんどん稼いでいる。

数字で見る限りアメリカの危機が確かに浮き彫りになっています。
アメリカは強大な国ですが、自力でお金を作り出す構造からは大分前から変ってしまい、ドルという信頼の強い通貨のおかげで海外の投資家からたくさんドルが集まってくるから栄えている、という理解でよいと思います。
ただ、アメリカ国債は日本とは違い海外の投資家に売っている(=外債)率が高いでしょうから、何らかの理由で信用を失った場合、債務不履行になる可能性は確かにあると言えましょう。
かつて自動車で隆盛を誇ったデトロイトが財政破綻したことも影響するかもしれません。

このようにアメリカの債務不履行の危機のニュースにはデータ的な裏付けがありました。
債務不履行になってしまうと世界経済がガタガタになるので何としても食い止めてもらいたいですね。
TPPもそういう意味でアメリカだけの問題ではなく、アメリカを含む国々が全体としてよい方向に行けるのかどうかという観点からも是非真剣に考えるべきですね。

イギリスは数字を見る限りアメリカの後を追っていますね。
それに対しドイツはメルケル首相のリードもあってか一人勝ちの様相ですね。

日本は財政赤字が千兆円を超えたことでやばいですが、日本国債はほとんど内債なのと、信用はしばらく続きそうではあります。でも額が巨大過ぎるし、累積赤字を減らすシナリオが見えていないことが問題だと思います。
貿易赤字や経常赤字はそれ自体必ずしも問題とは限りませんが、外国人が日本に投資する何かがあるでしょうか?

韓国は国を挙げての国際戦略によりうまいお金の流れを作っていますね。

本当は、国内外の資産の評価と活用状況とか、財政の無駄は何なのか、という点についても各国比較しないといけないでしょう。

私は国の経済力をダムに喩えます。
強いダムを作るには3つの要素があると思います。

1.ダムの容量(大きさ) (→ 資産の評価)
2.ダムの水の出入り (→ 収支の評価)
3.ダムの保全、性能  (→ 税の仕組みの構築、税の使い方のチェック)

この3つを国としてどう考え基本戦略とするか。
それを考えられるのが真の政治家だと思います。
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テーマ : 国際経済
ジャンル : 政治・経済

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No title

こんばんは♪

何度か記事を拝見しましたが、難しい問題で
正直頭が悪くてよくわからない・・・
というのが本音です(ゴメンナサイ!!)
よって、コメントするのもいかがなものか・・・ではあるんですけど、
アメリカが債務不履行になってなったら、
世界経済における影響は計り知れないだろうなという
漠然とした危機感はあります。
日本はいくら借金が多くても、それは国民に対しての借金ですものね(^_^;)

そふぃーおばさんんさん

こんばんは。
今日は少し暑かったですね。でも今現在は結構涼しいですね。
読んでいただきありがとうございました。

こんな風に考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
アメリカという巨大なダムは自らの生産性だけでは入る水よりも出る水が多い状態である。
だけど、ドルとアメリカ国債の信用のもと外国の投資家が、アメリカのダムに大雨を降らして水(=お金)を供給していてくれる。
債務不履行になるとドルやアメリカ国債の信用が落ちるから、アメリカのダムは今までのようには大雨は降らないし、アメリカ以外の国々でもドルやアメリカ国債の信用のもと動いていた経済が失落する。
宇宙に始まりと終わりがあり、宇宙の状態が刻々と変わるように、経済先進国の経済の仕組みは変わっていきます。
なぜ債務超過になりそうなのか、そしてそれを起こさせるのがいいのか食いとめるのがいいのかは、ダムの状態を解析する以外にはないと思い、この記事を書きました。

僕の意見ですが、「アメリカさん、では知恵を貸しましょう。アメリカさんが倒れないように協力しますから、アメリカさんもこれこれは協力ください。」と日本が持ちかけるべき時期のように思います。
もう日本の受け身の時代は決別しないと。
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Author:ST Rocker
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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