最近の日本語の「が」の使い方に物申す

みなさまこんばんは。
2つの台風どうなるでしょうね。
気を付けましょう。

さて最近ネタがたまってたまって困ります。1日に平均3つぐらいずつ湧きます。
どんどん書いて発表しないと、「ネタ帳」のエクセルがパンパンに膨れて破裂しそうです。
誰か買い取ってくれませんか(笑)。

今日は記事4件投稿しました。これが4件目です。
前回もそうでしたが、どうしてもトップ記事のみが目立ってしまいます。是非下の3件もご覧ください。

この記事は、最近の日本語の「が」の使い方への提言です。
-------------------------
いきなりですけど、次の3つの例文をよく見てみてください。
いずれもマスメディアではよく使われる表現だと思います。

1.台風27号は非常に発達した状態で上陸しましたが、被害はほとんどありませんでした。

2.富士山はもう300年も噴火していませんが、そろそろ噴火してもおかしくない状態です。

3.安倍首相は「アベノミクス」という経済政策を実施しましたが、今のところ功を奏しています。

さあみなさま、何をお感じになりましたか?

本来日本語の「が」は逆説を意味するはずです。英語で言う"but"ですね。
つまり、「が」より前の記述と後の記述が相反するはずです。

その意味で上の例文を見ますと、純然たる逆説は1のみです。
3は逆説どころか、「が」の前も後ろも同じ意味ですね。つまり順接ですね。

2はどうでしょうか。
少し科学的な内容まで立ち入らないと何とも言えませんね。
敢えて言うと、逆説かもしれないし順接かもしれないし、その中間かもしれません。

最近はこのように、逆説ではない「が」が多く使われるようになったと私は感じます。
おそらく「が」の逆説以外の用法は聞くに心地よいからではないかと想像します。

最近の日本語の変化は「ら抜き言葉」や「呼応の副詞の誤った用法」(例えば「全然大丈夫」)があります。
文法が間違っているのでけしからんと考えるか、いや許容すべきか、はいろんな意見があります。

しかし、こと「が」に関しては曖昧に使うことは私は危惧します。
話し手も聞き手も逆説だか順接だかを意識しないで話すとなると、会話の論理構成が脆弱になる気がします。
特に、日本の代表的メディアであるNHKが最近、2や3の表現を平気で使うことはいかがなものかな、と思います。

そこで私の提案は、言いたいことの論理構成をしっかり伝えるために、無理に「が」でつなげず、文を分けて論旨を明確にすべきと思います。
以下に私の提案する例文2、3の改良版を示します。

2.富士山はもう300年噴火していない。これは、それまでの噴火間隔である平均150年からするとかなり長い。だから相当なストレスがたまっていると思われる。だからそろそろ噴火してもおかしくない。
または
2.富士山はもう300年噴火していない。これは、それまでの噴火間隔である平均150年からするとかなり長い。従って、最近はかつての噴火傾向からはずれて安定化したものと考えられる。しかし富士山には未解明な部分も多いので、噴火の可能性は決して低くないので、いつ噴火してもおかしくない。

3.安倍首相は「アベノミクス」という経済政策を実施した。そしてそれは結果的には今のところうまく行っている。

いかがでしょうか。
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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さすがですね~

本当に。そう言われてみればヘンですね。
でも、ニュースとかでサラッと言われても、
たぶん気づかないと思います(汗)
日本人として恥ずかしい限りです。

最近は、間違いだと知っていて、
あえて使ったりもしますよね。

以前ブログに書いたんですが、
「こんにちは」を「こんにちわ」とか。
これ、結構間違ってる(あえてそうしてる?)人がいます。
メールで毎回こんにちわと送ってくる方がいて、
とても気になりますが、さすがに指摘できません^^;

先ずは自分から・・・ですね。

今日も学びをありがとうございます☆

No title

言われてみれば、確かにうなずけます

自分のブログをみて
私は誤った「が」を多用していることに
ちょっとショックでした(泣)

気をつけないといけないですね

難しいですね〜

ST Rockerさん こんばんは^ ^

寒くなりましたね〜。

文章を書くのは、難しいですね〜σ(^_^;)
桜ようかん 間違えだらけです(笑)
ですが、一生懸命 コメント書かせていただいてます。
気持ちだけ、わかって下さいねp(^_^)q

ももこさん

こんばんは。
いよいよ雨が降り出しました。
ももこさんのところはもう降ってますか?

ありがとうございます。
ももこさんおっしゃるように、ニュースなどで使われていてもあまり気付きませんよね。
僕がこの件に敏感なのは、欧米人と話していると論理構成が弱いと言い負けてしまうからなんです。
僕の主張が正しいとは限りませんけど、みなさんが考えるきっかけになってくれたらいいな、と。

「こんにちわ」「こんばんわ」は既に市民権を得ている気がしますよ。
どうしましょうね。

僕もももこさんのブログからいっぱい学ばせていただいています。

honey*caramelさん

こんばんは。
いつもありがとうございます。

今回このように書かせていただきましたけど、僕が絶対に正しいとは限りません。
日本人独特のあまり理詰めでなく気持ちを伝える文化もありますしね。
ただ、原因と結果をしっかり把握すべき事柄などは欧米式の文がよい気がしますね。

桜ようかんさん

こんばんは。
北海道はもう結構寒いでしょ?
お元気でしょうか?

いつもありがとうございます。
桜ようかんさん文章間違いだらけなんて全然そんなことないですよ。
素晴らしくてインパクトのある文章だと思います。生き生きしていますし。
ですので今の感じでもっともっと書いてくださいね。
そしてもちろん、いつもコメントいただくお気持ち目いっぱい受け止めてますよ。

風が吹けば桶屋が儲かる

言葉というのは、時代とともにどんどん変わっていきますから、「ら」抜き表現なんて、もうデフォルト(笑)ですよね。むかしNHKのアナウンサーが「ぜんぜん大丈夫」といったのを聞いたときは、なんとも嘆かわしいと思ったものですが、それももう、腹を立てないことにしました。ぜんぜんオーケーです(笑)。

ですが、今回ST Rockerさんが例題に出した「が」の誤用は、意味がおかしくなって、誤解を生むことにもなりかねないですから、正しく使う努力が必要ですよね。

しかし、言葉というのは難しいものです。ぼくが常用している日本語変換ソフトはATOKなのですが、この日本語変換ソフトには、言葉の誤用を注意する機能があって、ぼくは年中「ら抜き」や「二重敬語」などを叱られています(苦笑)。

母国語すら、ソフトウエアの支援を受けなければ使えないなんて、われながら情けなく思いますが、その分で空いた脳の領域を、より創造的な活動に使っているのだと、人にはうそぶいております(笑)。

TERUさん

おはようございます。
いつもinsightfulなコメントをいただき大変ありがたく思っております。

「ら抜き表現は今やデフォルト」。
1本取られました(笑)
僕の今回の記事の1本目と2本目をまさに一言でおっしゃていただきました。

TERUさんはお仕事柄もあって言葉はかなりプロフェッショナルですね。
ATOKというのはPCの創明期にはよく聞いた言葉ですが、今はIT関係者以外あまり聞かなくなったのではないでしょうか。
そのような機能があるのですね。

TERUさんのように考えの転換ができる人がたくさんいれば、省力化は確実に新しいものを生み出しますよね。

多用しています…

自分のブログでは、長く続いたセンテンスの中で、
前置きの話に続けたり、話の内容が、変わる際、
通常の接続詞として、「が」を多用してばかりです。

本当、ご指摘のとおりに、逆説的な意味を持った、
二つの文章をつなぐのが、正しい用法なのですが、
「それは、ともかく」「ところで」「そして」に比べ、
1文字ですむからと、気になりつつ、使っています。

主語も述語もないままで、思ったことを書き綴って、
誤字・脱字がないか、話の内容に矛盾はないか、
それくらいは気を使うものの、正しい日本語の用法、
文法については、かなりいい加減できています…。

丸屋才一「文章読本」に、金田一春彦「日本語」と、
ときどき起こる、日本語ブームの時に買ったまま、
本棚に眠っている本を出しては、とばし読みしつつ、
なかなか、自分の文章は、直せないままですね。

ギターマジシャンさん

こんにちは。
ありがとうございます。

ギターマジシャンさんの記事はとてもわかりやすいです。
演奏をきく前の序章としてワクワクする瞬間です。
みなさん皆そう思われていると思います。

上の方々へのコメントのお返事でも書きましたように、「が」を順説で使うことは日本語独特のやわらかな感じを出すことができるという利点の方もあると思います。
その点欧米では「but」なのか「and」なのか「while」なのかなどをしっかり理論武装してきますので、対外的にはそういう部分を徹底するほうがいいかもしれませんね。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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