財政再建へ骨太の提言(今日の日経から)

みなさまこんばんは。
今日は関東では雨が少し降っています。冷たい雨です。
暖房がほしいです。

実は千葉の家に私用PCの電源コードを忘れてきてしまいました。
会社のPCを使いある特別な方法でネットにつないでいます。
よって多重録音ができません。
でも今日はおまけで以前の録音を最後に付けました。お楽しみに。

今日は政治のお話です。
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これまで何度かお話ししてますように、日経新聞の「経済教室」はとてもよい企画です。
「教室」という名前ですが、入門のための解説ではなく、立派で斬新な論文が毎日載ります。
今日の投稿者は私の注目する(生意気でスミマセン)明治大学教授の田中秀明先生です。私のブログでも何度か紹介させていただきました。

今日のテーマは「財政再建への具体策㊤「内閣主導で総額管理を」」と題するものです。
言うまでもなく我が国の財政の再建は急務ですが、現状ではこれといった根本的な解決策は見えないのが現状です。
もちろん個々の策はいっぱいありますが、体系的に再建の方法を骨太に唱えている人は見当たりません。
そこで田中先生です。

先生によれば、再建の方法は海外諸国の例により既に明らかである、というのです。
中でも1983年からのオーストラリアの例が多いに参考になると言います。
その骨子は上記のタイトルの通り内閣主導を強化することですが、私なりに先生の説をまとめてみます。
(ところで数日前に「が」は連発するなと書きましたが、使ってしまいがちなんですよね。便利ですもん。)
できれば新聞を読んでいいただくのが一番いいです。

日本で財政が悪いことの主な原因は、与党議員(族議員)と官僚機構が癒着し予実算を実行している点にあります。
本来議会と官僚は分かれていなくてはならなく、内閣が間を取り持ち主導すべきですが、それをほとんど通り越してしまっています。
問題は、これらの関係では責任を取る人がいないことだ、と先生は説きます。
この関係を今日の経済教室の記事ではとてもうまい図にしていました。下図参照ください。

(小さくてすみません。)

これを是正するには内閣が予実算を管理実行して責任を取ることが重要です。
歳出の管理には複数年にわたり上限を設けること、各省庁による予算の分捕り合戦をやめること、予実算の管理実行のための特別なセクションや人員を設けることなどを、オーストラリア等の例から奨励しています。
要は、財政を再建することとは政治に他ならないわけです。

また田中先生は、官僚の要職を公募にすることを提唱しています。
さらに、省庁の専門性を上げ、議員との癒着に腐心することを避けることも。
このような公務員改革も重要だと。
要するに、財政を改良しようという目的と方法を内閣がしっかり管理し、その方向にのみ考える省庁と人間を配置し、それとは関係ない目的での動力学を排除しようということだと思います。
外国でできたのだからできるはずですね。

ところで、そもそも「政府」とは何を指すのかって考えたことはありますか?
今日の財政再建の田中先生の論文を読んで、以前の私の書いたことが少しは当たっている気がしてうれしくなりました。
お暇な方は2012-7-27付の記事「『政府』って正確には何?」をご覧ください。

ではおまけの音楽をどうぞ。いずれも私の多重録音です。以前聴いた方はあしからず。


[VOON] Eight Days a Week (a cappella)_20130831


[VOON] Lady Madonna_20130831

今週末外人さんがたくさん来て会議を開きます。
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テーマ : 財政再建
ジャンル : 政治・経済

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No title

こんばんは♪

本題の記事へのコメントじゃなくて申し訳ありませんが
ST Rockerさんのピアノって本当にいいですね♪
以前も聴かせていただきましたが、ピアノもアカペラも
楽しそうに演奏されていて、聴いてる方も楽しくなります(*^_^*)

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そふぃーおばさんさん

こんばんは。
冷たい雨でしたね。お元気でしょうか?

毎度拙演奏・歌唱を楽しんでいただけまして光栄です。
ピアノありがとうございます。でも自分で後で聴いてみるともっとリズムキープしないといかんですね。

楽しみを感じていただけたのはとてもうれしいです。

鍵コメさん

こんばんは。
毎度ご丁寧にありがとうございます。
承知しました。

税金を集める人たち

こんばんは。
寒かったですねえ。ぼくはとうとう、仕事部屋に暖房をつけてしまいました。

さて、経済のお話、興味深く拝読しました。田中秀明先生の記事を読んでいないので、軽くしか触れられないのですけど、内閣の役割としては、田中秀明先生のおっしゃる通りだなあと感じます。議会と官僚の癒着こそ、「無責任な予算」の生まれる温床でしょう。

癒着の問題は、かねてよりST Rockerさんの提唱しておられる「集団智」のネガティブな側面かも知れませんね。「集団愚」とでも表現しましょうか。集団の知能は、うまく使えば国を発展させ、実際日本はそうして発展してきたと信じています。しかし同時に、1000兆円の借金の上に立った発展でもあったんですよね。悩ましいことです。

話は変わって国家の定義ですけど、ぼくはもう一つ「税金の徴収機関」も付け加えられるかなと思います。その昔は、国の役人といえば「徴税人」しかいなかったんじゃないでしょうか(苦笑)。

税金をひとつの金庫(国庫)に集められるようになったとき、その土地と人間の集団を「国家」と呼ぶのだと思います。

しかしまあ、国家というモノは、洋の東西を問わず、税金を集めるのは好きでも、それを有効に使うのは下手くそらしいですね(苦笑)。

今回は「が」で接続しないように、がんばってみました(笑)。

TERUさん

おはようございます。
今日もコメントありがとうございます。
拝見しました。
今日は朝早く出ないといけませんので、帰宅後お返事させていただきます。

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TERUさん(再び)

こんばんは。
今日は東京の本社から帰りました。寒い雨でした。
さてお返事遅れまして失礼しました。

今回もTERUさん鋭いご指摘ありがとうございます。
たしかに「集団智」の悪い側面が大きく影響しているのかもしれません。

そして思いました。
私は「集団智」という造語を作って(「馬から落馬」かな(笑))、それを活用しようと言っている責任上、ある時はそのよさを、またある時はその弊害を指摘するという風に、無節操に言うのはよくないでしょうね。

そこで、一度、集団智のpros & consを徹底的に解析するようにしたいと思います。
集団智をきちんと理解して管理するには相当の「智」が要るのではないでしょうか。
でもそれをしない限りは日本の将来はないのではないのでしょうか。

それから国の定義において「税金を集める機関」と説く。
そういえば以前もTERUさんおっしゃっていました。
とても鋭いご指摘です。
確かに税金をどう集めどう使うかで国家は動いているといってもいいですね。

だから、税金をどう集め使うかという本質的なことから目的を逸している機関や人はそれは政府の一員ではないと言ってもいいですね。
そして、本来の目的に沿う人間のみ登用し組織をマネジすることこそ政府の運営のやり方ですよね。

TERUさんとお話ししたおかげでとてもすっきりしました。
なんか、日経に投稿したいなあ。

「が」の件もありがとうございます(笑)。

10/30 08:20の鍵コメさん

おはようございます。
今日はこちらにコメントありがとうございました。
鍵コメさんそうなんですね。
でもきっと素敵だと思いますよ。
政治のお話もみんなが楽しく考えられるような問題提起を目指しています。
また改めてお邪魔します。

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10/31 9/27の鍵コメさん

こんばんは。
今、外人さん7名の接待から帰りました。
お返事遅れごめんなさい。

ものすごっく、超うれしいです、鍵コメさんのコメント。

鍵コメさんすごく気が合いますね。
わかりました、今度書いてみますね。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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