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正論の暴力

みなさまこんばんは。
寒いですね。
週末はさらに寒いようですよ。

明日(金曜)は泊まりがけの忘年会ですので、レスポンスができませんことを予めお断りしておきます。
明日朝はなんとかレスできると思います。
失礼します。
------------------
今日はいささか過激なタイトルです。もうちょいマイルドなタイトルがよかったかな。
数日前のNHKのクローズアップ現代で、タイトルを忘れてしまったのですけど、母と娘の間のうまくいかない深刻なケースを取り上げていて、とても勉強になりました。
主に娘が被害者的な立場の例を取り上げていました。

典型的な例を紹介しますと、母は娘が小さい頃から「こうした方がいいよ」「こんなのはどうかしら」のようにいつもいつも声をかけ、娘が少しでも素敵に、あるいはよい子に育つように一所懸命接してきました。
スパルタでもなんでもなく、母としては(自分では)愛情たっぷりに声をかけてきたつもりでした。
ところが娘のほうは、毎日が苦しくてたまらない。生きている心地がしない。
ひどい場合には心身を病んでしまいます。
そしてある日、耐えきれずに母に訴えるのです。「あなたはひどいことをしてきた」と。
母は多いに驚き狼狽し悩んでしまうのです。自覚が全くなかっただけに。
そして母の苦悶の日が始まり、ようやく自分の反省すべき点を少し見出すのです。
そして娘も母と折り合い真の愛情で結ばれようと、状況の打開を図っていくのです。

問題の本質は、母がいつも先回りし答えを用意しておくことでした。
娘はその状況が苦痛であり、一体自分は何をすべきなのか何がしたいのかが全く見えないまま、母の期待にどう応えるか、あるいはどうかわすかを悶々と考えてきたのでした。
母は苦悶した末に悟ります。「ああ私は娘に対し、今の今まで『あなたは何をしたいの?』という問いかけを一度もしたことがなく、『こうするべき』ということばかり言ってきた」と。

この問題は母娘に限らず、上司部下のような関係にも当てはまりますね。
弱い立場の人間が育つにはなにより自発的な考えが必要ですよね。
自ら考えようとするその状況はとても心地よいし、よい結果をもたらしますね。
それがさらに新しい考えを引き出す、という好循環を生みます。

世の中には正論はたしかにあります。
しかし世の中の人で正論に100%合致して生きているひとはいません。
ある人を正論により非難することはいくらでもできます。
それが正論の暴力です。

トレーニングという意味で正論による攻撃に対しいかに対峙するかの訓練は時にはいいでしょう。。
しかしその状況が日常になってしまったらその人間はつぶれてしまいます。
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テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

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鍵コメさん

おはようございます。
今朝は寒いですね。お元気ですか?
鍵コメさんならではの含蓄の深いコメントをありがとうございました。
おっしゃることまさに同感です。
また、詳しくは後ほどお願いします。

回り道の勧め(笑)。

こんにちは。今回は重いテーマですね。

ぼくには子供がいないのですが、いま小学三年生の姪がいて、彼女に算数を教えることがよくあります。そのとき、間違えた問題があると「見直しをよくやってごらん」というのですが、それを嫌がるんですよ。間違えたところを、そのものずばり教えてくれと。

たかが算数の勉強が人生の比喩になるとは思わないけど、ぼくは姪に、回り道や失敗を重ねてほしいと思っています。失敗ばかりでは、勉強も人生もイヤになってしまうだろうけど、成功したときの達成感を味わえば、またやろって気になるもんですよね。

でも、正直いって心配ですよ(苦笑)。

ところで、ぼくのメルアド書いときますね。パスワード送ってくださいませ。

teru.script1@gmail.com

こちらです。よろしくお願いします。

TERUさん

こんばんは。
今朝は失礼しました。
でもご丁寧にお返事いただきうれしいです。
メアドありがとうございました。
もしかしたら以前TERUさんからいただいたコメントのメアド欄にも書いていただいたことがあったかもしれませんね。その節はすみませんでした。

姪御さんのお話は前にも伺っていまして、さすがTERUさん愛情あふれて接していらっしゃると思っていました。
そうですね、算数の問題などでもそのプロセスを検証することは大事ですよね。幾多もの回り道を経験し、自分なりのプロセスに関する考えを確立すると、深みのある人間になりますよね。
姪御さんには是非頑張っていただきたいです。

では後ほどまたよろしくお願いします。

わかる気がします

すごくわかる気がします。

言うことを聞かせてきてそれが当たり前になっていたんですね。

でもお母さん反省するところが偉いなぁ。

普通逆切れして終わりじゃないかしら。

きっと今からでも遅くないですね。

シロさん

こんばんは。
シロさんとこは雪降ってますか?
つくばは雨ですよ。

そうでしょ、わかる気がしますでしょ。
娘さんの気持ちはわかるし、そしておっしゃるようにお母さんも偉いですね。
僕はTV観ていて感動しました。

本当に今からでも遅くないと思います。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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