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Coffee Break Beatles No.57 「コード進行 Part 2」

ビートルズのメンバーたちは、作曲においてはコードの概念が主体であったことが想像に難くいない。
映画Let It Beの中のスタジオセッションで、Maxwell's Silver Hammerを演奏するシーンで、ポールはコードが変るところでコードネームを言いながら歌っている。
スタンダード的名曲Yesterdayにおいても、Anthologyでポールはコードネームを言いながら弾いている。Yesterdayは、ポールがじばらく頭の中で構想が浮かび、"Scrambled Egg"という仮題でストックにしまってあったという。それがどのようなものだったのか興味深い。とにかくAnthologyを聴く限りはコード的発想が強かったように感じる。

彼らはどの程度コード進行のセオリーを勉強したのか、また定石を意識したのか、本人たちが直に語っているのはあまり聞いたことはない。

同じくAnthologyでポールはFrom Me To Youのコード進行は、「普通とはちょっと違うんだぞ」っていう感じで、サビの部分のGm7のところをワンポイント工夫のように言っていた。
あるいは、ジョンが、リズムギターを弾きながらフレットを実験的に動かしながら作ったように思われるIf I Fellがある。このような定石を無視したようなコード進行も、センス次第でこのように心地よく聴こえるところが、ビートルズのすごいところである。

あるいは、コードがどんどん変っていろんなところに行きまくり、やっと戻る曲として、A Day In The Life、Maybe I'm Amazed(正確にはポールのソロアルバムだが)がある。「よく戻ってきたな」という感じである。これらもまた心地よいから不思議だ。
同じ例でシカゴのColor My Worldがあり、おもしろい。

転調の曲も多い。
Eで始まりFへ行く転調が有名だ。ギター、ベースで1フレ上に動かすだけでいいからだろう。
And I Love Her、You Are Going Lose That Girlがこの例だ。
キャロルのファンキーモンキーベイビーもこの例である。

最後に、部分的に何のコードで弾いているのか不明、というのもある。
例えば、Somethingでベースが階段状に下がりながら盛り上がるシーン、あるいはThe Long And Winding Roadでの逆にベースが上りながら盛り上がるシーン。
どなたか詳しい方がいらっしゃれば教えてください。
こういうのは、普通やろうとしても考えつくものではないだろう。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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