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Coffee Break Beatles No.63 「ルーフトップ。Part 2」

「ルーフトップ」とは1969年1月30日にロンドン・アップルビル屋上でビートルズが予告なしにライブを行ったイベントの俗称でして、その様子が映画Let It Beに収録され、その音源もいろんな形で紹介されています。
それまでしばらく彼らは公衆の面前にはライブとしては現れなかったから、そのセンセーショナルな出来事として有名ですが、音楽的にも見所が多く、いろいろ語られるところであります。

9月25日のこのCBBコーナーで「ルーフトップ。Part 1」と称して、主にポールのベースの名演について書きました。
今日は別のテーマで書かせていただきます。

このルーフトップ、実はLet It Beに収められている部分は「ほんの一部」であって、その全体はものすごく長いのです。いかにもあの映画は一つのライブのような流れに見えますけど。
なぜそんなに長いかと言いますと、各曲2、3回演奏したからなんです。
例えば、映画で1曲目のGet Backはいかにもオープニングのように見えますが、実はあれは2曲目であって、あの前にGet Backを1曲演奏しています。

Don't Let Me Downなんかも3回演っているんですが、毎回毎回随分演奏とボーカルが違うんです。
それもバンドの力量だと思いますね。少し時期が違えばバンドのカラーが変るので違う演奏ってよくありますが、同じステージで違う風に演奏っていうのはあまり聞いたことがありません。
映画では、最も受けのよさそうな演奏のテイクを選んでいるようです。

2004年に発表されたCD "Let It Be Naked"では、なんと各テイクから名演の部分のみを引っ張り出してつなぎ合わせたというのですから驚きです。
エンジニアの力量もさすがながら、つなぎ合わせたものが違和感なく聴こえるような材料を与えるビートルズもさすがです。少なくともテンポが違ったら合わせられませんので。
ただし、私個人的にはI've Got A FeelingはオリジナルアルバムLet It Beに収められているテイクの方が好きです。特に出だしの部分がオリジナルアルバムのテイクの方が野生っぽいボーカルでいいです。
Nakedの人造曲のところどころに、私の好きなテイクが時々現れ、「ああここはいいな」なんて思ってしまいます。一番の聴かせどころのサビの"All these years've been wondering around,..."のところが私の好きなテイクが取り上げられているので、まあいいですけどね。

ルーフトップのほぼ全貌はThe "Let It Be" Reharsalsという非正式盤(今は海賊版とは言わないんでしょうか?)に収録されています。
音源もほぼそのままです。
演奏の合間のアドリブなどもよく聴けます。そのあたりを聴いていますと、ビートルズの音楽的な高さがひしひしと伝わってきます。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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