英語の発想は理科系なのか??

みなさまこんばんは。
3連中の後の月曜はしんどいですね。
いかがお過ごしでしょうか?

前回記事で「趣味の英語」への誘(いざな)いを書かせていただきました。
では、早速英語の記事です。
-------------------------------
日本語と英語は違う点が多いです。
まず文字。そして文法、冠詞の有無、時制の一致や単数・複数の決め事の有無、などなど。

総じて英語は決め事が多く論理的であるのに対し、日本語は情景や心情の描写を重んじて理屈は二の次です。

僕は長い年月英語に接してきて、そして欧米人に接してきて感じるのは、
英語の背景には欧米の科学の誕生にまつわる「論理性」があるのでないか、と。

英語を話す人々はとても考え方の筋道にこだわります。
例えば、メーカーと顧客の間の規格はすごく合理的であるべきと思っており、日本流の「規格を超えたサービス」や阿吽の呼吸を好みません。
論理性が貫き通されていないとだめなのです。

論理性を重んずるのは一般の社会においても然りです。
例えば、欧米の人はほぼ誰を取っても日本の首相が毎年替わってきたことを不思議がり、日本人に説明を求めます。
そして多くの日本人から大した説明もないまま日本人が「まあいいや」と思っていることに驚きます。

日本人は、多くの人の「和」の元に成り立っていることは、たとえそれが多少理不尽であっても許容します。
しかし英語を話す人たちは、その核になる理屈が理不尽なものは、何一つ許容はしないのです。
(もちろん程度問題ではありますので、0か100かの問題ではありません。)

以前僕は記事で、音楽というのは西洋では昔は理科系の学問の一つであったということを書きました。(コチラ
音の周波数を解析する必要などあったからです。
(ちなみに当ブログも音楽を理科系的に捉えようというブログです。)

ならば、英語ももしかしたら昔は理科系の学問の一部であった気さえします。
では、英語の論理性を示す端的な例として単数・複数の捉え方を見てみましょう。

例えば、A、Bの二人が会話をしています。
A 「おいお前、昨晩お前の家からUFOを見たか?」
B 「いや、UFOは見なかったよ?」

ご覧のように、日本語では単数も複数も関係ありません。とにかくUFOを見なかったという事実のみわかれば十分です。
でも英語ではBは、"No, I did not see (any) UFO's"というように、UFOは複数形を取ります。
見ないものがなぜ複数なのでしょうか?

それは、例えば、こんなUFO、あんなUFO、わけのわからないUFO(以上仮想のUFO)、あるいは、あなたの知っているあのUFO、1週間前に見たあのUFO、あなたが言っていたあのUFO(以上、確定しているUFO)、など、いずれのUFOも見ていないからです。

もし見た場合、
I saw (several) UFO's.
I saw the UFO.
I saw a UFO.
などとなります。

日本語ではUFOを見たという「感覚」が大事であるのに対し、英語では「どのUFOなのだ」という情報の伝達に重きが置かれているようです。
こうして考えると、単数も複数も一緒に扱う言語、すなわち日本語、って奇異にも感じますでしょ。
逆に言うと、仔細にはこだわらずに感覚でどんどん話を進められる日本語はそれはそれで強みのある言語とも言えそうです。
スポンサーサイト

テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

こんばんは♪

超感覚型人間の私には日本語の持つ曖昧さの方が
合っているのかもしれません(~_~;)
ただいま必死になって英語ができない理由を
正当化しようとしております(笑)

でも、この記事やこの前の記事を拝見して
かなり英語に興味が湧いてきました(*^_^*)

複数形のお話で思ったのは「SKY」に複数形があるということ。
ちょっとロマンティックですよね。
私の上の空、あなたの上の空・・・
空ってひとうのようだけど、いくつも違う空があるって
いいな♪と思っている私です(*^_^*)

  ↑
ひさしぶりの録音、いいですね~♪
また色々upしてくださいね(^_-)-☆

そふぃーおばさんさん

こんばんは。
いやいや、ご謙遜でしょう。
そふぃーおばさんさんの文章や言葉は美しく訴えるものがあって、時に力強く、時に繊細で、いつも感動しています。
英語も苦手の雰囲気もいたしませんけど。

僕の英語の記事にご関心いただき、興味が湧いてこられたのなら、こんなにうれしいことはありません。

skyに複数形があること。
それってかなり素晴らしい英語の例だと思います。
空はつながっているので一つのようにも思えるけど、おっしゃるように「違う」空がありますもんね。

それを聞いて思い出したのはuniverse(宇宙)ですね。
宇宙は一つなのでthe universeですけど、
最近の物理学は「多宇宙」の可能性を示唆しています。
なので今後はuniversesと複数形が登場するかもしれませんね。

録音の件もありがとうございます。
うれしいです。
はい、ぼちぼち載せていきますね。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
Number of visitors
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード