微分型コミュニケーションと積分型コミュニケーション
(11日朝に書き、11日19時に予約投稿したものです。)
みなさまこんばんは。
この土日はよい天気でしたね。
みなさまどうお過ごしでしたか?
今回はコミュニケーションの型を新しい切り口から分けてみました。
みなさまこんばんは。
この土日はよい天気でしたね。
みなさまどうお過ごしでしたか?
今回はコミュニケーションの型を新しい切り口から分けてみました。
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「コミュニケーション」と一口に言いますが、大きく分けて2つの種類に分けられると思いませんか?
一つは、人と面会して話しを交わすような場合。
特に下準備もなく、頭に思い浮かんだ言葉をどんどん相互に交わすようなコミュニケーションがまずありますね。
もう一つは、時間をかけて自分の考えを整理して、あるいはデータを集めて、まとめ、その結果を人に、あるいは公共に示すような場合。
瞬間の言葉というより時間をかけて集積したものを表すコミュニケーションがありますね。
双方とも大事なコミュニケーションの型であります。
どちらもうまく行けばコミュニケーションの質、量とも向上すると思います。
自分の向上にもなるし、組織や集合の発展にもなります。
では、これらの2つの型をちゃんと意識して人はコミュニケーションを考えているでしょうか?
無意識のうちには人は使い分けていると思いますが、ちゃんと考えて使い分けている人はあまりいないのではないでしょうか?
あるいはこのことを研究対象としている人はいるでしょうか?
それに対する試みがこの記事です。
そこで今回は、前者のタイプのコミュニケーションを「微分型コミュニケーション」、後者のタイプを「積分型コミュニケーション」と呼ぶことにします。
僕の造語ですので、世の中にはこのような呼称は存在しません。
人と面会する瞬間に発する言葉の質と勢いがドライブとなるので「微分型」、ある時間、期間に集積したデータ、知識、考えをまとめて示すことがドライブとなるので「積分型」と名付けました。
微分型のコミュニケーションの例は、日常に人と会ってどんどん会話をこなしていくこと(特に準備なく)、組織での日常のリーダーシップ、ビジネスでの交渉のシーン、ディベート、ケンカ、インタビューに答えること、などが挙げられるでしょう。
これに対し積分型のコミュニケーションの例は、何かの研究や検討した結果のプレゼンテーション、スポーツや芸術の研鑽の結果を表すこと、人間性の発露、などが挙げられると思います。
STAP細胞の件で研究のあり方が茶の間でも関心が広まりました。研究の成果を発表するというのはまさに積分型のコミュニケーションだと思います。ただ、研究者といえども日常の関係者の管理とか交渉とか学会での議論などには微分型のコミュニケーションも求められます。
そして、ネットやメールでのコミュニケーションは積分型であると思うのです。(意外にも)
人と会話を交わしているので日常の会話と同じ種類と考えがちですが、実は大分違うと思います。
なぜなら、メールで書くこととか、ブログのコメントを書くことは十分な準備時間があるからです。
(チャットは微分型ですね。)
メールやブログでコミュニケーションをしばらく交わした人と実際に会ってみると大分印象が違う、ということがよく起ります。
その原因は、その人の積分型の表現と微分型の表現が異なることが大きな理由だからではないか、と思います。
相手も同様に思うでしょう。
積分型の表現ではすごくまとまってわかりやすい考えを示すのに、微分型の表現、すなわち目の前でポンポン出てくる言葉はそうなっていない、ということはあり得ます。
またその逆もあり得ます。
また人によっては両者の表現にほとんど差がないこともあるでしょう。
以上の仮説が正しいとして、
この2つのコミュニケーションの型はどのような場面で有効に作用するのでしょうか。
おそらく、これまでのリアルの社会での出世の得意な人、親分肌の人、政治家の人、仕切るのがうまい人などは、微分型のコミュニケーションの能力が高いように思います。
これに対し、研究成果やスポーツ、芸術などの成果の発表は、積分型のコミュニケーションの代表だったと思います。
そしてこのブログの世界、あるいはネットやメールの世界。
僕はこの世界は積分型コミュニケーションの割合が多いと思っています。
これまでは微分型コミュニケーションが主体だった一般の世界に積分型コミュニケーションを発揮できる土壌が広がった、と見るべきと思います。
これにより水を得た魚のように感じている人も多いでしょう。
実は僕もその一人です。
こうして考えるとブログの世界は宝の山と言えるのではないでしょうか?
リアルの世界では発掘し得なかった事柄や人間性を効果的に受け取ることができるのです。
ビジネスチャンスもいっぱいでしょう。
そしてその分、もちろん弊害もありますね。
うまく活用していきたいですね。
「コミュニケーション」と一口に言いますが、大きく分けて2つの種類に分けられると思いませんか?
一つは、人と面会して話しを交わすような場合。
特に下準備もなく、頭に思い浮かんだ言葉をどんどん相互に交わすようなコミュニケーションがまずありますね。
もう一つは、時間をかけて自分の考えを整理して、あるいはデータを集めて、まとめ、その結果を人に、あるいは公共に示すような場合。
瞬間の言葉というより時間をかけて集積したものを表すコミュニケーションがありますね。
双方とも大事なコミュニケーションの型であります。
どちらもうまく行けばコミュニケーションの質、量とも向上すると思います。
自分の向上にもなるし、組織や集合の発展にもなります。
では、これらの2つの型をちゃんと意識して人はコミュニケーションを考えているでしょうか?
無意識のうちには人は使い分けていると思いますが、ちゃんと考えて使い分けている人はあまりいないのではないでしょうか?
あるいはこのことを研究対象としている人はいるでしょうか?
それに対する試みがこの記事です。
そこで今回は、前者のタイプのコミュニケーションを「微分型コミュニケーション」、後者のタイプを「積分型コミュニケーション」と呼ぶことにします。
僕の造語ですので、世の中にはこのような呼称は存在しません。
人と面会する瞬間に発する言葉の質と勢いがドライブとなるので「微分型」、ある時間、期間に集積したデータ、知識、考えをまとめて示すことがドライブとなるので「積分型」と名付けました。
微分型のコミュニケーションの例は、日常に人と会ってどんどん会話をこなしていくこと(特に準備なく)、組織での日常のリーダーシップ、ビジネスでの交渉のシーン、ディベート、ケンカ、インタビューに答えること、などが挙げられるでしょう。
これに対し積分型のコミュニケーションの例は、何かの研究や検討した結果のプレゼンテーション、スポーツや芸術の研鑽の結果を表すこと、人間性の発露、などが挙げられると思います。
STAP細胞の件で研究のあり方が茶の間でも関心が広まりました。研究の成果を発表するというのはまさに積分型のコミュニケーションだと思います。ただ、研究者といえども日常の関係者の管理とか交渉とか学会での議論などには微分型のコミュニケーションも求められます。
そして、ネットやメールでのコミュニケーションは積分型であると思うのです。(意外にも)
人と会話を交わしているので日常の会話と同じ種類と考えがちですが、実は大分違うと思います。
なぜなら、メールで書くこととか、ブログのコメントを書くことは十分な準備時間があるからです。
(チャットは微分型ですね。)
メールやブログでコミュニケーションをしばらく交わした人と実際に会ってみると大分印象が違う、ということがよく起ります。
その原因は、その人の積分型の表現と微分型の表現が異なることが大きな理由だからではないか、と思います。
相手も同様に思うでしょう。
積分型の表現ではすごくまとまってわかりやすい考えを示すのに、微分型の表現、すなわち目の前でポンポン出てくる言葉はそうなっていない、ということはあり得ます。
またその逆もあり得ます。
また人によっては両者の表現にほとんど差がないこともあるでしょう。
以上の仮説が正しいとして、
この2つのコミュニケーションの型はどのような場面で有効に作用するのでしょうか。
おそらく、これまでのリアルの社会での出世の得意な人、親分肌の人、政治家の人、仕切るのがうまい人などは、微分型のコミュニケーションの能力が高いように思います。
これに対し、研究成果やスポーツ、芸術などの成果の発表は、積分型のコミュニケーションの代表だったと思います。
そしてこのブログの世界、あるいはネットやメールの世界。
僕はこの世界は積分型コミュニケーションの割合が多いと思っています。
これまでは微分型コミュニケーションが主体だった一般の世界に積分型コミュニケーションを発揮できる土壌が広がった、と見るべきと思います。
これにより水を得た魚のように感じている人も多いでしょう。
実は僕もその一人です。
こうして考えるとブログの世界は宝の山と言えるのではないでしょうか?
リアルの世界では発掘し得なかった事柄や人間性を効果的に受け取ることができるのです。
ビジネスチャンスもいっぱいでしょう。
そしてその分、もちろん弊害もありますね。
うまく活用していきたいですね。
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