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Coffee Break Beatles No.68 「やりにくいものを作るすごさ」

今日、さいたま市の実家に車で日帰りで行ってきました。今はなきジョンレノンミュージアムの近くです。あの閉館は残念でしたね。
車の中は例により音楽鑑賞および歌唱練習。

何曲も歌いましたが、その中でいつも不思議に思う曲があります。Ob-la-di, Ob-la-daです。
この曲、キーは高いんですが、そう驚くほど高くもない。しかし、歌うのがすごく苦しいんですよ。
持久系の運動をずっとやってきた私ですが、もう心拍がバクバク苦しいのです。
今日、ようやくその理由がわかりました。
「ブレス」(息継ぎ)がないんです。そう、あのV字型の記号ですね。
まるで、無酸素の400mを駆け抜けるような苦しさです。
でも、この長さを一気に歌うのがこの曲の魅力ですので、ブレスを忘れた駄作ではないんです。

こういう歌いにくい(あるいは演奏しにくい)曲やフレーズを作るのって、容易ではないと思うんです。
なんせ、自分でやりにくいものを敢えて作るのは難しいと思います。
若い頃、一時期作曲を試みたことがありますが、自らが浮かぶ曲はやりやすいものばかりでした。

今日は、こうした「やりにくい曲やフレーズ」をよく作ったなあ、というのをいくつか挙げてみます。

初期ではまずI Saw Her Standing There。
この曲のベースは8ビートで、フレット間を大忙しで行き来しなくてはいけない忙しいベースです。
でも、これをやりながらポールは溌剌と歌います。
やってできなくはないが、かなり難儀です。
64年のTV出演時のフィルムなど見ますと、ポールは余裕で弾いています。手元など全く見ず涼しい顔で。
ショートスケールのヘフナーベースとはいえ、これは立派です。
これとほぼ同じことをやってのけたのが、キャロル時代の永ちゃんの「ファンキーモンキーベイビー」でした。

次はAll My Lovingでのジョンの3連符リズムギター。
これは別のテーマでも何度も登場しましたので、詳細は繰り返しません。
3連符ですので、ある拍ではダウンストロークから、ある拍ではアップストロークから始まるという、頭が混乱するワークです。
しかもライブではジョンは歌いながらこれをやります。(レコードではポールの二重録音ですが、ライブではジョンが歌います。)

後期ではジョンの超難解で字余りの詞を挙げてみます。
All You Need Is LoveとThe Ballad Of John And Yokoの詞が特にすごいでしょう。
とにかく、とても多くの単語が並べられ、詞のもつ勢いだけでも相当なものです。
これがきれいに音符に乗り、しかも小気味よいポールのベースにもしっくりフィットします。
この歌2つは難しすぎて、さすがの私も完全な弾き語りができたことがありません。
でも、一度狙ってみましょうか。
もし、これを完全に歌えたら、ジョンの気持ちに近づくかもしれません。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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